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日経のスクープですね。
[日本経済新聞] CCC、主婦の友社買収 アマゾンに抗戦 書店、個性高め成長
(会員限定) https://t.co/lJd4I7udRQ— 日経 Top (@nikkei_top) December 12, 2017
まだ確定ではないようですが、ここまで詳細情報が出ている場合、最終交渉段階でリーク記事の可能性が高いですよね。どちらがリークしたかは想像するしかないですが、普通は優位に交渉を進めたいほうです。ちなみに、CCCは否定していないそう。
【CCC 主婦の友買収を否定せず】TSUTAYAなどを展開するCCCが、主婦の友社を買収する方針を固めたと報じられている件について、「当社が発表したものではございません」と報道内容を否定せず。日経新聞が報道。 https://t.co/HhvryQnki2
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 13, 2017
ここ数年の買収をまとめてみた
CCCの出版社に対する投資はすごいですね。
2014年10月 「フィガロ」「Newsweek日本版」などの雑誌、TSUTAYAグループに売却へ
2015年3月 株式会社美術出版社との民事再生スポンサーに関する基本合意書締結のお知らせ
2017年3月 CCC、徳間書店の買収を発表 書店事業を強化
そして今回の主婦の友社。
出版社ばっかり買収してカニばらないのかなとか考えますが、そこはうまく差別化できていると思います。フィガロやペンはいわゆるハイブランドが好きな読者を抱えているように思いますし、徳間書店のグッドプレスはモノ系の読者、一方の主婦友はドメスティックブランドが好きなギャル系の読者が多いイメージ。美術出版社はあえていうなら、フィガロの読者に近いでしょうが、アートとファッションというジャンルでうまく住み分けできるでしょう。
まとめ
これまでの動きをみると、ポートフォリオのバランスはいいなと思います。ただ、それぞれを買収することによっての相乗効果は疑問です。たとえば、フィガロとジゼルが何かコラボでもして、新しいことを生み出せるか?と言われるとわからない。でも、蔦屋書店との相乗効果があれば、OKってところでしょうか?旧態依然としている業界に新しい風を吹き込んでくれるといいなと思います。