出版不況が叫ばれて久しいのに、また売り上げが下がったようです。
出版科学研究所は17年の出版市場が前年比7%減の1兆3700億円になりそうだと発表。13年連続の減少で、下げ幅は過去最大だった15年の5.3%に比べ悪化する見通しです。
17年出版市場 減少幅最大に 書店、生き残りへ再編 丸善ジュンク堂 直接取引を開始:企業1面から https://t.co/bGKpOmMIF2— 日経ヨクヨム (@4946nikkei) December 25, 2017
どれだけ下がったのか気になったので調べてみました。
96年がピークらしいです。その11年前と比べると、約半分に落ちていますね。書籍も雑誌も、そして今年はついに漫画も!!とのことですが、携帯で雑誌が読み放題だったり、漫画も無料のものを読める時代に、わざわざ有料のものを買って読むか?と考えるべきだと思います。
お金を出して買うのが当たり前、という視点から、無料の雑誌や漫画が溢れている時代に、なぜお金を出して買ってくれるのか?を追及しないと、お金を出してくれている読者まで失いかねないと思います。
直販も遅いぐらいです。アマゾンが始めるまで、誰も業界常識を打ち破れなかったのですから、追随しても、アマゾン以上に新しいことはできないですよね、きっと。そしてアマゾンがやったらできるのであれば、なぜもっと早くやらなかったのか!?
やはり、他業種からの参入しか、業界に新しい風を送り込むことができないのでしょうか?既存の企業にもぜひ頑張ってほしいと思います。
via PressSync