「パートタイム」を初めて使った企業は?会社員なら知っておきたい労基法

「パートタイム」とはどういう意味ですか?と聞くと、「働く時間が短い人のことしょう」と多くの人が答えると思います。

厚生省のホームページによると

パートタイム労働法(「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律」)の対象である「短時間労働者(パートタイム労働者)」は、「1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者」とされています。

とあります。1週間の所定労働時間が通常の労働者よりも短い人はみんなパートタム労働者であって、「アルバイト」「派遣社員」「契約社員」「嘱託社員」「臨時社員」「準社員」などの呼び方は様々であっても、パートタイム労働者であることには変わりません。

では、日本で初めてパートタイムという言葉を使った企業はどこでしょう?

答えは大丸東京店。1954年、「パートタイムの女子店員募集」という告知が首都圏の新聞に載ったそうです。それが、「パートタイム」という言葉を日本で初めて使ったといわれる広告なのだそうです。当時のコピーは「お嬢様の 奥様の 三時間の百貨店勤め」。奥様は旦那さまを仕事に送り出した後に3時間、お嬢様は学校帰りに3時間、働いてもらうという仕事のスタイルは、専業主婦が多い当時には斬新な提案だったようで、250人の応募に対し、8000人近い応募があったのだそうです。

確かに大丸の沿革にもそう書いてありました。

それが「パートタイム」という言葉にいいイメージを与え、他の企業もパートタイムという言葉を使うようになったのだそうです。

思いのほか、古くから使われている言葉ということに少し驚きましたが、百貨店はファッションだけでなく、こうした広告でもトレンドを作っていたんですね。