【書籍】なぜ男性のダイエット本は「実用書」ではなく「自己啓発」の棚にあるのか?

本屋で気づいてしまった!

本が大好きで、いろんな書店に行きます。どの書店でも、真っ先に行くのが、最新刊の棚。それからランキングの棚、次に自己啓発本の棚。そして女性エッセイの棚、最後に実用書の棚です。

これまで、こうして書店を歩き回ることを疑問にも感じませんでしたが、よく考えると、私のようなペルソナを持ったターゲットにとって、その興味を満たすために、いろんな棚を行き来しなければ、その目的を果たせないということになります。時短が重宝される現代においては、書店は不便な場所かもしれません。一方のアマゾンは、ある本を検索すればすべてのジャンルから私の興味に添ったものを導き出してくれます。時間に追われる今のライフスタイルを考えると、書店よりもアマゾンを選んでしまう理由が、ここからもなんとなくわかる気がします。

男性用と女性用では棚が違うダイエット本

最近、書店で違和感を感じたのが、ダイエット関連の書籍の棚割りを見たときでした。

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」は自己啓発のところに並んでいます。最近、男性のダイエット本も増えましたからね。なるほど。

ところが「モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット」は実用書のところにありました。

男性向けのダイエットは自己啓発で、女性向けのダイエットは実用本。女性向けのダイエットは自己啓発ではないのでしょうか?同じダイエット本なのに?

「実用書」って何?

では「実用書」ってそもそも何なんでしょうか?棚を見ると、女性の生活全般に役に立つ本がずらりと並んでいます。占い、赤ちゃんの名前、冠婚葬祭、料理、てきぱき家事などなど。では、男性の趣味の本、カメラや釣りがどこにあるかというと、実用書ではなく、専門書という棚にありました。これは不思議。

ならば、女性のためのビジネス書が「自己実現」の棚にあるのかというと、そうでもないのです。大抵の場合、女性のビジネス書の分類は「女性エッセイ」「女性の本」などの棚にあります。なぜなら、著者が女性だから。これも不思議。

先日行った書店では、女性の執筆したビジネス書が「自己啓発」の棚にならんでいました。おお!と思ったのもつかの間、棚の中では一線を画した「特別企画」でした。ある一定の期間が終われば、その棚からはなくなるようです。書店の人も分類ができなくて困っているのかもしれません。

まとめ

私なりの答えですが、きっと男性が取り組むことは、すべてビジネスに役立つという考えが根底にあるので「自己啓発」なのでしょう。一方、女性のダイエットは仕事に必ずしも紐付いているわけではない。だから「実用書」。

もはや「自己啓発」「実用書」という分類自体が時代に合ってないと考えるべきなのではないかと思います。男性向けは「自己啓発」、女性向けは「実用書」という暗黙の分類ではなく、ジェンダーに関係なく読みたい本がすぐに探せる書店を、誰か作ってくれないでしょうか?