タクシー会社はマーケティングをすべき

先日、タクシー定期の話を書きましたが、前職が編集者だったため、夜遅くまで仕事をし、タクシーで帰る日もとても多かったわけです。

深夜になればなるほど、タクシーは捕まりません。六本木だったので、金曜日の夜はうっかり残業すると、タクシーを捕まえるのに、酔っ払ったサラリーマンとの争いになります。こちらは飲んでないので、俊敏に動けるので、そこは勝つのですが、なにせ流しのタクシーが少なすぎる。最悪なのは、年末の25日前後の金曜日と年末の最終出社日。こちらは普段と同じように残業しているのですが、この日にあたると、道路のあちこちにタクシーを待つ人が溢れ、ホテルのタクシー乗り場にいっても長蛇の列。タクシー会社に電話しても「申し訳ありません。配車できるタクシーがありません」と言われます。2度ほど痛い思いをしたので、それからは残業する前に日付や曜日を確認するようになりました(苦笑)。

普段は流しのタクシーが溢れているというのに、金曜日になると足りなくなる。それなのに、この需要と供給のバランスを取るために何かしているとは思えないのです。タクシー会社も機会ロスがたくさん発生していると思うのに。

だから、ウーバーのシステムを真似するだけでは何も解消しないと思うのです。ウーバーの快適さについては前回書きましたが、そもそもウーバーとタクシーの役割は違う。ウーバーを規制で日本で入れないようでは、タクシー業界が現状に甘んじてしまう。もっと企業同士で競争させるべきだと思います。価格だけではなく、サービス面で。

お年寄りの送迎サービスや子供の送り迎えなど、一部のサービスはあると思いますが、そもそもなぜみんなタクシーに乗るのか?ということをマーケティングできていないように思います。だから、タクシーの需要が減っていると思うのです。顧客の需要をマーケティングするなんて基本だと思いますが、深夜残業で交通手段がなくなった人がタクシーに乗っていたので、これまで事業が成り立っていたからこそ、現状に甘んじているのではないかと思います。このままだとやっぱりウーバーに負けてしまうのではないか、とウーバーに乗ってみて、改めて実感しました。