友人の個展に行ってきた
アート合宿で一緒だった友人が、
個展を開くということで、行ってきました。
場所は目黒!!
目黒で個展なんてすごいなーと思いながら。
会場に足を踏み入れるその瞬間から、
わたしの中でなにかがうごめいている感覚がありました。
アート合宿に初めて参加したときのように。。。
合宿中、彼女は大きな丸いキャンバスに向かい、
迷いながら、うなりながら、自分の世界を描いていた。
あれから半月、どんな作品に仕上がったのか
興味もあった。
スケール感に圧倒される
展示会場でそれらの絵と再会。
「すごいなー」
「こんなに大きい絵を個展で飾るんだ」
「あの作品、こうなったんだ!」
そんな風に、少し距離を取りながら、
でも憧れるように眺めていた
彼女が使っていたのは、
直径80cmの丸型キャンバス。
近くで見ると大きいけれど、
実際に展示された空間では、
そのキャンバスが驚くほど小さかった。
それだけじゃない。
彼女はロール紙に描いた巨大な作品や、
水墨を使った表現にも取り組んでいた。
まさに「すごいスケール感」だった。
そのスケール感とエネルギーに、
圧倒されながら、会場を後にした。
小柄な彼女の内に、マグマがある。
そう思わずにいられないほど、
作品から放たれる情熱と、
静かな意志を感じました。
タイトルはそのものずばり、
「ここに、放つ」

絵を描くというのは、
“内に秘めた力”と対峙するということ。。。
そんなことを、改めて思いました。
100年後のはずが。。。
帰り道、一緒に行った友人とのふとした会話の中で、
わたしが言いました。
「個展はさすがにないかなー。
やるとしたら100年後(笑)」
すると、友人がすかさず返してきたんです。
「なに言ってるの?来年でしょ?」
……え? 来年?
いやいやいや、と思いながらも――
「そっかも……」という自分も、どこかにいる。
この友人、実はわたしを絵の世界に導いてくれた恩人。
彼女が言うと、妙に説得力があるんです。
「来年、個展やってる???」
そんな風に思った瞬間、
不思議とワクワクしてきました。
まだ、場所も、作品も、何ひとつ決まっていない。
けれど「やりたい」と願っただけで、
世界が少しだけ動き出す気がしたのです。
「現実創造」って、
こういう瞬間から始まるのかもしれない。
おわりに
個展会場で感じた
あのマグマのような情熱は、
わたしの中にもあるのかもしれない。
そんな予感を胸に、
また描いていこうと思います。
いつか、わたしの絵で
誰かの心が静かに燃え上がるといいな。
まずはエッジ展だった💦
11月、エッジ展に絵を出します
https://ck3.jp/archives/12733