元旦那を許せた「ゲシュタルトの祈り」(アート合宿)

アート合宿で初めてというほど、絵と本気で向き合った。

その中で、とっても大切にしている1枚がある。

それが、「ゲシュタルトの祈り」の詩を描いたものだ。

GESTALT PRAYER

I do my thing, and you do your thing.

I am not in this world to live up to your expectations

And you are not in this world to live up to mine.

You are you and I am I,

if by chance we find each other, it’s beautiful.

If not, it can’t be helped.

この詩は特別な思いがある。

LPLでのセッションで、元旦那さまとの離婚を扱った。

離婚を切り出されて、旦那さまに言えなかった

「本当は悲しかった」

「本当は悔しかった」

「本当は怒ってた」

と吐き出したあとで、最後に読んだ詩だった。

ゲシュタルトの祈り

私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。

私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。

そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。

もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。

出会えなくても、それもまた素晴らしいこと。

「私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと」

ここにグッときて涙がでた。今でも泣きそうになる。

その時にこう思った。

そうだ、たとえ、離婚したとしても、私たちの出会いは素晴らしいことだった
離婚したからといって、意味がない、価値がないことだったのではない
離婚してしまったからといって、彼と離婚したことは失敗だったというわけではない。

そして同時に、わたしを捨てた(と思い続けてきた)旦那さまのことを赦すことができた。

それからなのか、人との出会いやご縁について、奇跡だと思うことがある。

当たり前のように会って話をし、数年ぶりに会う友人とすぐに打ち解けて、まるで毎日会っていたかのように、盛り上がり、また去っていく。

1分違ったら、会えなかったかもしれない。場所を間違えたら、会えなかったかもしれない。どちらかが体調を崩してしまっていたら、会えなかったかもしれない。

そういう一つひとつの奇跡の積み重ねが人と会うということだ。

別れた当時は言えなかったけれど、今なら言える。

わたしと出会ってくれて、ありがとう。
わたしと一緒に過ごしてくれて、ありがとう。

その気持ちを忘れないために、こうしてブログにも記しておこう。

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