友人が主催する「お金と仕事のワークショップ」に参加しました。
まずは心理学の「投影と転移」のレクチャーを簡単に受けました。
それを経て「講義とかみんなのシェアとか聞いて、お金って聞いて何が浮かぶ?」と、セッションはスタートしました。
わたしは会社を辞めたばかりで、これからお金と仕事をどうしよう?というタイミングだったので、何かつかみたいと思っていました。
仕事を辞めてみて、毎日がとても楽しい。
でも、お金に対する不安が募っていくのも事実です。
しかし、今回出てきたのは、お金に対する不安よりも「好きなことで稼がないといけない」という思い込み(ビリーフ)でした。
どうせ会社を辞めたのなら〜
9月頭に会社を辞めたばかりのわたしですが、辞めた一番の理由は休みたかったから。
大学を卒業して、30年近く、仕事を続けてきました。
会社員として働くのが当たり前。
両親も正社員で就職することを望んでいる。
フリーランス、契約社員という選択肢はない。
そういう価値観の中で生きてきました。
そのレールから外れるなら、ちゃんとやらないと、という思いがあるようです。
だから、せっかくなら、好きなことをすれば。
でも、好きなことをするにしても、稼げよ。
自分で自分に言い聞かせている感覚が出てきました。
社会の風潮も後押し
こう考えるようになったキッカケは「好きなことで、生きていく」という、2014年から始まったYouTubeの広告。
佐々木あさひさんのことを知り出したころにこの広告が始まったので、とても印象に残っています。
そして、思ったのです。
「いいなー、うらやましい!!」
いつか、彼女のようになりたい、とムクムクと野望が湧いた瞬間でした。
きっと、わたしのような人は多いはずです。
参加者からも「わかる、わかる」という声も聞かれました。
稼いでも稼がなくても、わたしには価値がある
「好きなことで稼がないといけない」となぜ考えているのか?
そこには「稼がない私には価値がない」という思い込み(ビリーフ)が隠れていたからでした。
わたしの存在価値はお金を稼ぐことでしか証明できないと思ってきたようです。
せっかく会社を辞めて、稼ぐということから自由になったのに、自分で自分を縛ろうとしていたなんて。。。と苦笑しました。
いやいや、そんなわけない。
稼いでも稼がなくても、わたしには存在価値がある。
当たり前ですよね。だって生きてる。存在してる!!
4年も心理の勉強をしてきて、理解しているつもりでした。
でもすぐに「稼がないとー」と思ってしまうのは、
これまでそう考えて、頑張ってきたのだから、くせなんですよね。
そんな自分も認めるところから始めたいと思いました。
宇宙で自主トレを開催する!
稼ごうとするのではなく、楽しくのびのびと働きたい
そういう思いがセッションをする中で出てきました。
じゃあ、何したい?と言われたときにわたしが思いついたこと。
・世界中を旅して、インスタライブで中継したい
・BLCとLPLの人たちを集めて合同自主トレを開催する
・地方で自主トレをする
・世界で自主トレをする
・宇宙で自主トレをする!!
自主トレというのは、LPLやBLCの心理セミナーで行っている、受講生が自主的に行うカウンセリングのトレーニングのことです。
受講生がカウンセラーとクライアントに分かれて、セッションの練習をするのですが、カウンセラー側もクライアント側も、たった30分の傾聴でも、みるみる表情が変わり、柔和な顔になっていく。
その瞬間に立ち会うのが、わたしはとても好きなのです。
だから自主トレのような会を主催して、「ささいなこと」と悩んでいるひとが、少しでも気持ちが軽くなるといいなーと思っています。
特に会社員の人。会社の人間関係って本当はきつい。でも、「ささいなこと」と決めつけて、我慢している。
我慢が限界になってから、休む人も多いけれど、本当は事前に何かできるといいなと思っています。
そんな「ささいなこと」が吐露できる場、それがわたしの言うところの自主トレ的な会です。
わー、書いていたら、なんかワクワクしてきたぞー。
どれもお金になるかわからないけれど、やりたいこと。
まずはやらないと、お金になるかどうかもわからないよねーと納得。
「自分らしく自由にいることで、結果稼げるといいね」という結論で落ち着きました。
ワークを終えて
会社を辞めて、さー、好きなことを見つけよう!と思っていたのに、
実は「好きなことで稼がないといけない」と思っていたことが浮上。ビックリしました。
心理カウンセリングで、「お金」に焦点を当てたことはこれまでありませんでしたが、人間関係だけでなく、「お金」という切り口からアプローチすることで、気づくこともたくさんありました。
お金が好きなことを認めて、お金についても探求していこうと思ったセッションでした。
わたしもお金に関するセッションは何度か依頼を受けたことがあります。
もし、ご興味がある方は以下よりお問い合わせください。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。