2023年12月23日〜27日まで、「アート合宿」に参加してきた。
「アート合宿」で「絵を描く」ことをやった。当たり前だけど、わたしにとっては画期的なことだった。
なぜなら、「絵を描く」という言葉は、わたしの辞書になかったからだ。
大袈裟だけど、本当。絵を描くという手段を選ぶことはほぼなかった人生だった。
「ありえない」を体験してみた
「Edge展」に行って、「アート合宿行ってみたい」という心の小さな小さな声を聞いてしまったとき。
「えー、ありえない」
そう、わたしにとっては、ありえない選択肢だった。
アート合宿で絵を描いているとき、「絵を描くって、わたしにとっては2次プロセス側だ!」と気づいたときに、なるほど!と感じることがあった。
2次プロセスとは、プロセスワークという心理療法のひとつで使われる言葉だ。
2次プロセス側=未知の世界ともいう。
わたしの場合だと「絵は描かない」とどこかで決めていたので、
既知:絵を描かないこと
未知:絵を描くこと
既存のかつて知ったるところで活動するのが、人間にとって安心・安全なことだ。
未知の世界に行くのは怖い。
けれど、あえて未知を体験することで、それが既存の自分とブレンドされて、新しいわたしを作り上げるかもしれない、と、合宿中に思った。
結果、わたしは「絵を描かない」と決めたことで、ピアノ以外の表現方法を抑圧しており、
解放したら、絵、楽器、ライティング、と表現方法が増えていった。
さらに、非言語コミュニケーションの可能性にも興味を持った。
ありえないを体験していなければ、いまのこの感覚のわたしはいない。
あなたにとってありえないとは?
あなたにとって、ありえないこと、ってなんだろう?
もしくは既知の反対側にあるものはなんだろう?
たとえば、わたしの「既知」と「ありえない未知の世界」は
既知のもの | エッジ | ありえない未知の世界 |
---|---|---|
会社員、フリーランス | 会社役員、会社社長 | |
絵を描き始めたど素人 | 自分の作品だけで絵の個展を開くこと | |
料理は苦手 | 出張シェフでお料理を振る舞う | |
ダンスが苦手 | ダンス選手権に出る | |
頼られること多い | いつも頼る人 | |
お姉ちゃん的役割を担いがち | 末っ子的甘えるだけの人 | |
カホン、クリスタルボウル初心者 | カホン、クリスタルボウルのイベント開催 | |
行きたいところには一人でも行く | 二人で行くベースで行き先を考える |
こんな感じかな??
どれも人生で実現しなさそうだけど、昨日も書いたように、個展は挑戦してそう。
なぜなら、周りに実現した人がいるから。
自分の周りに、自分のやりたい夢を、すでに叶えている人がいるって大事だね。
実現の解像度が急に鮮明になる
1年前のわたしにはない発想だわ。。。
未来の自分に向けた統合
もしかしたら、ありえないを体験するとは、
自分の中にある未知の自分との統合という意味なのかも、とも思う
心の学びを深めるとは、これまで「あってはならない」と思っていた
抑圧した自分と統合していくことなんだけど、
あえて2次プロセス側を経験するということで、
発見される未知の自分があるのではないか。
そう考えると、未知の世界は怖いだけでなく、
新しいわたしのための新しいエッセンスの探求であり、統合だ。
とにかく、たかが絵を描いただけで、ブログ7本書けちゃうぐらい、
わたしにとっては、衝撃的で新鮮な出来事だったわけです。
さー、次はどんな2次プロセス側に挑戦しようか??