新幹線でブログを書くのも楽しいですが、本を読むのもとても楽しい。さすが新幹線に乗り慣れているだけあって、過ごし方も様になってきました。
品川で新幹線に乗る前に三省堂のザ・ベストセラーを必ずチェックするのですが、今日目に止まったのがこの本「50過ぎたら、家事はわり算、知恵はかけ算 美しく生きるための人生のかくし味 (祥伝社黄金文庫)」。
今回はやることがたくさんあるので、本は今回の出張には持っていかないと決めたのに、この始末。引っ越し前なので、家のことにとくに興味があるのです。
著書を手に取るまで知りませんでしたが、帯によると「あさイチで紹介」されたらしい。内容自体は快適にどう暮らすのか?ということですが、お掃除を仕事としている著者の以下のコメントも、なるほどと笑える。
嫌いな掃除が好きにならないけれど、上手になったこと(中略)いつもきれいな家は存在しない
出典:50過ぎたら、家事はわり算、知恵はかけ算 美しく生きるための人生のかくし味 (祥伝社黄金文庫)
そういえば、引っ越そうと思ったのはずっと、家が寒すぎるからだと思っていました。
もちろんそれも一因ですが、引っ越しの準備をしている中でわかってきたことがあります。私はこの1年、収納スペース不足にかなり悩んでいたのだなと。
1年前、相当断捨離して今の家に引っ越ししました。それでも持ち物が溢れました。たった一人暮らしなのに、どうしてこんなにものが必要なの!?と自分をなんとなく責めていたように思います。責める必要ないのに。結果、断捨離できない→ものが収まらない→ものが部屋に溢れている→家が嫌い、の繰り返しでした。仕事も友人たちとも食事もそれなりに楽しくて、それを忘れさせてくれる日々でしたが、毎日この部屋ではダメだ、引っ越ししようという思いがあったのも決意が早かった理由かもしれません。
部屋の汚れや乱雑さは「仕事が忙しいから」が理由にはなりません。暮らしを快適にすることに関心がないから、です。
出典:50過ぎたら、家事はわり算、知恵はかけ算 美しく生きるための人生のかくし味 (祥伝社黄金文庫)
その通り、という感じです。
それにしても、私はこういう本が大好きで、たくさん読んでいますが、実行が伴っていない。。。
引っ越ししたら全てが解決する!ということはないと思いますが、心地よい生活を少しずつ作っていきたいなーと改めて決意させてくれた本でした。