4月15日〜17日、伊藤ヒロさん&マナさんが主催する「クリスタルボウル養成講座マスターコース」に参加してきました。
マスターコースを修了すると、クリスタルボウル演奏者になるという前提です。もちろん、いきなりマスターコースに参加できるわけではなく、ベーシックコース(1日)、アドバンスコース(2日)を修了してからマスターコースに参加できるわけです。
ただ、ベーシック・アドバンスを受講したのが2021年だったこと、2022年、2023年は予定が合わなかったこともあり、マスターコースといいながら3年ぶりのクリスタルボウル講座に不安を感じていました。
さらに、わたしはクリスタルボウルを1つも持っていなかったんですよね。。。参加したからといって演奏者になれるわけないよね?それなのに、参加する必要はある??安くはない講座費はもとより、わざわざ名古屋まで交通費と宿泊費とかけて本当に学びにいくの??と、何度も自問自答しながら、名古屋に向かいました。
なぜ講座を受けたのか?
LPLの講座内で伊藤ヒロさん&マナさんが演奏しているのを聞いたとき、「あー、このお二人みたいに、クリスタルボウルを奏でられるようになりたい」「この二人と一緒にいつか演奏したい」と思ったのが講座を受ける動機でした。
演奏したい、が動機だったので、クリスタルボウルを持つことは、あまり考えていませんでした。金額のこともあるし、持ったとしても3個で十分、と勝手に思っていました。
マスターコースの初日に、そうだった、二人と一緒に演奏したかったんだ、ということを思い出しました。だから3年ぶりだとしても、本当に行くの?と思考がぐるぐるしていても、身体は行くと決めていたんだなーと。
クリスタルボウルを鳴らしてみて
この講座は座学と実践の両方があるので、いきなりクリスタルボウルを鳴らしたりはしません。鳴らす前の演奏者のあり方、心構えをとても大事にしているからです。
というのも、クリスタルボウルというのは、音と一緒に演奏者の思いも広がっていくと考えられています。だからこそ、演奏者のあり方が大事であり、祈りを込めて鳴らすように教えてもらいました。
座学が一通り終わったあと、ようやくマレット(スティックみたいなもの)を持ちました。3年ぶりです。持った瞬間、うれしさと懐かしさが身体中によみがえる感覚がありました。これは驚きでした。それぐらい、わたしの身体がクリスタルボウルを望んでいたんだなと思いました。
そしてクリスタルボウルです。鳴らしたときに広がる、あの柔らかで優しい音色。その広がる音色に抱かれている感覚で、ただ幸せでした。あー、これだ、わたしが求めていたのは、という感覚でした。
まとめ
実のところ、ぐるぐるしながらも行くと決めたのは「いろんな意味で伊藤ヒロさん&マナさんのためになるんだから、演奏者にならなくても、行っておいたほうがいいよ」と自分の思考を納得させていた部分がありました。
しかし3日間を終えて思うのは、3年かかったけれど、クリスタルボウルを奏でることを、諦めきれない自分がいたんだなということです。そして、導かれていたとも思います。
3日間修了して、演奏者になる準備ができました。これからわたしがどうなっていくのか、楽しみです。