自分の闇、組織の闇

今日はかずちゃんのzoomセッション。

かずちゃんが新しいステージに入るのに、モニターを募集していたので、いつかはと思っていたかずちゃんのセッションを受けることにした。

かずちゃんはビリーフリセットの認定カウンセラー。
詳細についてはこちら↓

かずちゃんはワンダーチャイルドを引き出すのが得意だなと思っており、インナーチャイルドを癒してきた段階で、わたしのワンダーチャイルドに会いたいなと思ったのがかずちゃんのセッションを受けたいと思っていた理由です。

楽しい毎日に充実感が欲しい

仕事をやめて1ヶ月半。毎日やりたいことだけをやっている、この生活はとても心地いいけれど、ここ数日、なんだかやりきっていない感を感じていました。

会社は辞めたけれど、組織を安心安全の場にしたいと考えてきたこと、笑顔を組織へ、と思っていることなども話した。

まずは、わたしの「やりきり感」「充実感」の紐解きからセッションはスタート。どんなときに、ちかちゃんは充実感を感じるの?ということから傾聴してもらった。

・高校のブラスバンドで全国大会に行ったこと
・LPL認定カウンセラー試験が充実していたこと
・ニューヨーク留学時に「オリジナルブランドを作る」宿題が好きだったこと
・2〜3歳のころだったか、れんげばたけでれんげの王冠を作るのが好きだったこと
・小学校のとき、運動会で踊る「YMCA」の振り付け練習が楽しかったこと(大好きな男の子が代表として舞台で踊ってた。それを見るのも好きだったなー)

などを語った。

特にブラスバンドでは全員での音合わせはもちろん好きだけど、その前の基礎練習、ロングトーンが好きだったということを思い出した。メトロノームを見て、息がつづくまで1つの音を吹き切る練習だ。大好きな先輩と一緒にいれる時間だったなーとかも思い出したけど。友達がパーカッションにいたが、バチの基礎練を聞くのも好きだったことも思い出された。

そこから見えてきた共通点は
・無心でできること
・みんながいて、協力し合える場であること
・人々が生きやすく個性を活かせる場が好きであること

だった。自分に全くない視点になるほどなーと思った。

ロングトーンのことについて話すとき、かずちゃんがピアノの先生なので「ハノン」の練習みたいなもんだね、と伝えてくれた。そうそう「ハノン」をずっと弾くのも好きだったなーと思い出した。かずちゃんは「単純で原始的なところに心地よさを感じるんだね、そこにエネルギーを感じるよ」と教えてくれた。

最近感じているわたしだ。友人たちからは、明るくて元気で華やかで、なんでも話すキャラのように見られているが、本当のわたしはもっと静かで、ちょっと陰キャラかもと思っている。コツコツとひとりで作業して、積み上げるのが好きというところもある。それを垣間見た感じがした。

好きなものから見えたわたしの闇

次に「子供のときに好きだったもの、映画・音楽」と聞かれて

・中森明菜、松田聖子
・風の谷のナウシカ

が出てきた。

聖子ちゃんよりも明菜のほうが好きだった。歌が圧倒的に上手くて、歌声に怨念がのっている気がするからと言ったそばから、自分でびっくりする。怨念がのっているのが魅力なんだ!と。

さらに、怨念から連想されたのが「あなた」(小坂明子)、「天城越え」(石川さゆり)。どちらも熱唱できる歌なので、ストレス発散にカラオケでよく歌っていたなー。そういえば、かずちゃんには言わなかったけれど、「恋に落ちて」(小林明子)、「夜桜お七」(坂本冬美)も好きだ。

「ちかちゃんの中にあるものが共鳴しているのかもしれないね」と言われて、ドロドロが自分の中にあることを少し認められた感じがした。

風の谷のナウシカも好きというよりは、忘れられない漫画というほうが正しい。最初に見たのは、映画ではなく漫画だったと思う。いもむしが巨大化した王蟲(オーム)がグロテスクで嫌だった。でも、環境問題などをリアルに突きつけられた感じで、嫌と片付けられない何かがあった。

「もしかしたら、心の中のどす黒い悲しみなのか、表現されていないものかもしれないね。グロテスクでドロドロして怨念のようで、深い悲しみ、慟哭のような」と言われて、それは確かにわたしの中にある、と思えた。

グロテスクでドロドロしたものとの対面

わたしの中に闇があることは、心理学を勉強する中で、うっすらわかってきたことだった。それに闇の部分は誰にでもあるもの。何十年も、明るく元気な私を表現してきたのだから、闇のドロドロした怨念の私は押し込める必要があったのだろうな、ということは頭では理解している。でも、これまで見つかっているのは、体育座りしている小さなちかちゃん、だけだった。お母さんに怒られると、体育座りをして、頭を下げて、嵐、つまりは母の怒りが通りすぎるのをひたすら我慢して待っている。

別のセッションでは体育座りをしているちかちゃんの中に小さく押し込めて隠しているものも見つかっていた。怒りだろうなとは思っていたが、それに言及することはなかった。ちゃんと見つかったのは、今年に入ってからだしね。

再び出会った体育座りのちかちゃんの中にいる小さく押し込めているもの。それが7cm角の真っ黒な立方体。開けるとわたしの身長の3倍はあるであろうお化けが出てくるイメージ。

かずちゃんは「そこまでイメージできているなら、このままワークしてしまいましょう」と時間を延長して、セッションを続けてくれた。ありがたや。

マインドフルネスになり、「可愛くない。どうしてこんなふうに生まれてきたの?」とわたしが一番言われて嫌だった言葉を声がけしてもらった。

それを聞いていると、立方体が倒れて黒い重油のようなものが出てくるイメージがあった。重油は茶色い地面に広がり、わたしの身長の3倍ほどに大きくなる。でも、お化けはいなかった。

広がったあと、太陽の強い光にさらされて、重油が乾いていく。乾いた重油を含んだ砂をスコップですくいたくなって、すくってバケツの中に。これで植物を育てたいと思った。次のシーンで育てていたのは、朝顔。重油を吸った砂から出てきたのは、真っ黒な朝顔だ。真っ黒で何かを隠している感じで妖艶で美しい。イメージはこの黒いペチュニアみたいな感じ。

咲いたあとは、次々と枯れていき、茎も根も枯れてしまい、根こそぎ取り除く。そのあとに咲いたのは、美しいカラフルなピンクの朝顔。「まるで何事もなかったかのように」咲き誇っているのが印象的だった。

と、ここまでがわたしがイメージした世界。

どういう意味だと思う?と聞かれて、黒い朝顔を咲かせることで、重油を浄化した感じ、と思った。黒い朝顔が全ての邪悪なものを吸い取り、吸ったまま枯れていった感じだ。

組織の闇と向き合えるか

明るくて元気、が売りだったわたしにとって、闇の存在を認めることも、闇と向き合うことも、このタイミングだからできるのかもと思う。

すると、かずちゃんからこんな一言が。

「もしかしたら、ちかちゃんは組織の闇を解放する人なのかもね」。

なるほど、自分の闇を見れないのだから、組織の闇なんて、存在すら無視していたよ。

その闇が見れたら、わたしのやりたい「笑顔を組織へ」ができるかもしれない、と感じた瞬間だった。

セッションを終えて

自分の中に「慟哭・怨念・ドロドロ」がある、それでいいんだ、を認められたのは大きかったと思う。さらに、組織にも闇があることを認められた。

組織を人格として捉えると、組織だって「ありのままでいいよ」が先だ。それを「どうして理想の組織になれない?」と組織を統率する人たちに失望し、どうせわたしにはできないと、組織を変えることを諦めてきた。

このあたり、わたしのワンダーチャイルドを震わせながらどう仕事を見つけていくか?にとてもつながっていると思った。

これまでのインナーチャイルドを癒したり、ビリーフをリセットするとは一味違うセッションだったけど、いまの時期だから受けるべくして受けたんだなー、プロセスは完璧だなーと改めて。

自分の今後が楽しみなセッションでした。

かずちゃん、本当にありがとう。

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