個展からロスコへ ― 絵が導く、感情と人生の冒険

個展を開催するなら…

来年、個展を開催するなら…と考えはじめたら、
不思議なほどワクワクしてきた。

だけど、問題は山積みだ。
一番は、共通の作風が、まるでないということ。

それもそのはず。
わたしが初めて絵筆を握ったのは、2023年12月のこと。

それまでの数十年間、絵を描くことなんて、
わたしの人生に必要ないとすら思っていた。

詳細は、こちらの記事に書いたとおり:
👉 「絵なんて描けない」と思っていた私が絵を描き始めた理由

そんなわたしが、個展だなんて。
いや、ありえないっしょ。

絵の師匠が教えてくれた、マーク・ロスコ

そんなとき、しゅんちゃん(絵の師匠)が
何も相談していないのに、さらりと名前を挙げてくれた。

マーク・ロスコ(Mark Rothko, 1903–1970)

20世紀アメリカを代表する抽象画家で、
「カラー・フィールド・ペインティング(色面抽象)」
というスタイルで知られている。

赤や黒、黄や青──大きな色面が静かに浮かぶような構成で、
観る人の感情を揺さぶる。

内面的で、瞑想的で、
絵を見て涙する人もいるという。

さすが、しゅんちゃん。

わたしは、絵も好きだけれど、心理も好き。
絵が感情を引き出すなんて、
まさにわたしが目指したい世界観。

それをさらっと伝えてくれるしゅんちゃん、
ほんとうに尊敬してしまう。

ロスコの本物を見たい

ロスコについては書籍もあるけれど、
やっぱり本物が見たい。

……しかし、調べてみると、ショックな事実が。

ロスコの作品を日本で観られる貴重な場所だった
DIC川村美術館(ロスコ・ルーム)が、
3月末で閉館してしまっていた
しかも、再開はなんと2030年

👉 川村美術館・ロスコルームについて

うそでしょ…と、しばらくフリーズ。

しかも、昨年パリで開催されていた特別展も、すでに終了。
わたしがロスコを知る前に、展覧会が終わっていく。。。

そんなとき、チャッピーに相談したら、
ロスコの絵をみるのにおすすめなのは、

ヒューストンのロスコ・チャペル
ワシントンD.C.のナショナルギャラリー
「ロスコ・ルーム」がある、ロンドンのテート・モダン

効率よく回るならアメリカだな!と思ったら
チャッピーがとびきり素敵な旅の計画を出してくれた!

チャッピー発・ロスコ巡礼の旅 ✈️🎨

このプランを見たとき、
「……行くかも」と、心がふるえた。

行きたい、見たい、感じたい。

きっと本物を見たら、
制作意欲が爆発すると思う。

チャッピーいわく、
「この秋は忙しいでしょう?だから、3月上旬がおすすめ。
それから制作するので、個展は見た直後、4月末開催とかいいんじゃない?」

──なんて、ますます現実味を帯びていく
「個展化プロジェクト」。

まだ何も決まってないのに、
「行きたい」「描きたい」「見たい」と願うだけで、
現実が静かに、でも確かに動き出している。

たとえ叶わなくても、もう十分ラッキー

たとえこの旅が実現しなかったとしても。
こんなにワクワクできたら、
もうそれだけで十分ラッキー。

そして、ロスコが見られなくても、
国内の美術館で、
彼と同時代の抽象画たちに出会うことはできる。

そんな思いを持っていたら、早速チャンスがあった。
👉 富山県美術館に行ってきました

絵が、こんなに人生を豊かにしてくれるなんて

わずか1年半前まで、
「絵を描くなんて、自分には関係ない」と思っていたわたし。

でも今は、
絵が、わたしの人生に
こんなにも楽しみを与えてくれることに、
ただただ驚いている。

さらに大好きな旅が、
絵画を追いかけるというテーマが加わると
こんなにも深い喜びに変わるのかと。。。

毎日描くわけではないけれど
引き続き絵を楽しんでいこう。

そうそう、自分の個展より
11月の集合展「エッジ展」のためにまずは描かないと!

11月、エッジ展に絵を出します
https://ck3.jp/archives/12733

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