こんにちは。
わたしは少し前、「本当の仕事WS」に関連する「天職創造トレーニング」という
3日間の講座に参加してきました。
実は…遅刻という大インパクトをやらかしまして(笑)
遅刻で自己否定が止まらないときに読んでほしい〜ビリーフに気づいた2時間〜
肝心のトレーニング内容がちょっと霞んでしまうほどだったのですが…
その中でも、心に強く残った学びがひとつあります。
スティーブ・ジョブズが語った“痛み”と“意味”
─ストーリーテリングの力
トレーニング中、スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチを
みんなで視聴しました。
あの有名な、「Stay hungry, stay foolish」。
スティーブ・ジョブズ卒業式スピーチ「Stay hungry. Stay foolish.」
あらためて見直してみると、
たった15分の中に、人生の痛みと、
その意味がぎゅっと詰まっていました。
たとえば…
- 養父母と実両親の願いを背負いながらも、大学を中退したこと
- 自ら立ち上げたAppleを、退任させられたこと
- ガンの宣告を受けたこと
でも彼は、そのPain(苦しみ)を受け入れたからこそ、こう語っています。
中退したからこそ、カリグラフィに出会い、美しいMacintoshが生まれた
退任したからこそ、NeXTとピクサーが生まれ、妻にも出会えた
死を意識したからこそ、直感に従って生きる覚悟ができた
これらは、わたし自身の解釈も含まれていますが、
痛みが物語を動かす力になるということを、改めて感じた瞬間でした。
Passionの中には、Painがある
「Passion(情熱)」という言葉の中には、
実は「Pain(痛み)」が含まれています。
P a s s i o n
ほらね。
これは、榎本英剛さんの著書『本当の仕事』の中で
紹介されていた一節。
わたしはこの言葉に、ハッとさせられました。
そしてその「pain」を見つける鍵が、
ビリーフではないか、とわたしは感じています。
わたしのPain──
「わたしは、存在してはならない」
わたしのPainは、「存在」にまつわるものです。
明るくて、楽しくて、
刺激的なものを求めてきたこれまでの人生。
だけどその裏側には、
気づかぬままに抱えていた“絶望”があったのだと、
最近やっと気づきました。
たぶんそれは、
胎児のころから始まっていたのかもしれません。
母が「この子を産んで大丈夫だろうか?」と
不安を抱えていたという話を聞いて、
なるほど、と思ったのです。
「わたしは、存在してはならない」
これが、わたしの根源のビリーフです。
この事実に気づくのが怖くて、
ずっと“楽しいこと”ばかりを追いかけていた。
今では、エニアグラムで
タイプ7であることにも、納得しています。
痛みが、わたしの存在意義を教えてくれた
でもね。
この痛みがあったからこそ、
わたしは「本当に伝えたいこと」に
出会えた気がしています。
それは、
「あなたは、ここにいていいんだよ」
と伝えること。
それは、何よりもわたし自身が、
ずっと言って欲しかった言葉だから。
今、心理カウンセラーという仕事をしているのは、
この“存在意義”を、
自分自身で少しずつ体現しているのかもしれません。
それが、「生まれてくれてWelcome」という思いに
つながっています。
「生まれてくれてWelcome」〜わたしの原点〜
本当の仕事は、painの先にある
「本当の仕事」については、
これからもこのブログで、少しずつ発信していこうと思います。
もしよかったら、榎本英剛さんの
『本当の仕事』という本も、ぜひ読んでみてくださいね。
本当の仕事 自分に嘘をつかない生き方・働き方 (著)榎本英剛
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本当の自分を生きる 人生の新しい可能性をひらく8つのキーメッセージ (著)榎本英剛
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あなたがいてくれるだけで、
この世界は、ちょっとやさしくなるよ。
今日も、読んでくれてありがとう。